B'z「ピルグリム」を、聴きたい休日。

私は今、40代後半なのだけれど。
30代や、40代前半の頃とは、生きてく感覚が、実は全然違う。

50代、60代の方から見れば、
「あら。
 まだまだ充分若いじゃないの。」
と言われそうだけれど。。。

自分的には、
「未来の自分が、今の自分より、よくなる。」
という感覚が、なかなか持てなくなってしまってる


30代の頃は、全然違ってたわ

「今は、出産や育児で忙しいからできないけれど。
 あと何年かたったら、こんなことしてみたい。」

「今は無理だけど、きっといつか、こんな生き方しよう!」


等と、意外と夢見てた気がする。。。


今は、全く違う感覚。。。

「今以上に、力がみなぎってる日は、きっともう来ない。
 だから。
 今日できないコトは、きっと、一生できないだろう。」


というような諦観がある。


諦め、というと寂しいけれど。
そればかりでもない。

「今しかない」

的な感覚が、怠け心を奮い立たせてくれる場合がある。



『なりたいなら、今日、今この瞬間に、そうなろう。』
と決め、とりあえずチャレンジする。(←例えば、優しい先生になるコト。)


または、
『今できないんだから、もう、永遠に無理。
 だから、これは、私の人生から削ぎ落とそう。』(←例えば、主婦業。)
と、取捨選択も容易になる。



あれもこれもと、パタパタしてた30代よりも、シンプルだし、道が明確に見えるとも言える。


そんな風に、多少の「切羽詰まった」感を人生にもたらしてるのは、何か…?
もちろんだけれど、死の予感のリアリティだよね。
言いかえれば、老いの自覚。。。

「いつか死ぬ」という感覚から、
「もうすぐかも。」
という感覚に移行

そのことが、見える世界を変えてくれるというのは、年老いてゆく人ならば誰しも経験するのだろうなと思う。


そんな「死」のイメージを思う時。
聴きたくなるのは、
「ピルグリム」。
なのですわ。

この曲は、『C’mon』のアルバムの中でも、1番と言ってもいいくらいに美しい曲だけれど。

私にとっては、
「死のイメージ」
の強い曲だ。


舞い散る桜は、古来から、はかない命の比喩として、日本人に愛されてきた。
そう思うと、出だしの
「桃色の蝶」
の光景は、切ない死の瞬間のイメージと重なってしまう。

もちろん、私の独断なのですけれど。。。



死を思う時、人は何を感じるのかな。
そんな思いで、この曲を聴き、心を穏やかにするよ。



人は必ず死ぬ。
桜の花が散るように。
僕の命も、終わりを告げる日が来る。

覚えてないコト、君と愛し合ったコト、君の涙。。。

全てが、過ぎ去って行った、僕の思い出。
出会い、そして、別れ。
素晴らしい日々。大切な日々。
全てが、運命だったのだと思う。

遺してゆくものたちに、僕が与えられるもの。
それは、愛情。
そして、未来を変える力を、信じる気持ち。

ひ弱く、愛しい者たちに、愛情を遺して、そして僕は消えてゆくのかな。



というような、死のイメージの歌に、聴こえます。。。
決して暗くはない。
感謝と、優しさに貫かれた、死のイメージ。。。かな。


稲葉さんが、これを作詞したのは、だいたい今の私くらいの年齢なのではないかな。。。
と思うと、余計そう思えてしまう。

具体的に、病名が付いて、余命が宣告されて、もっとリアルに死が身近になったら、たぶんまた、全然違う感覚が生まれるのだろうな。
もっともっと、さらにもっと違った景色が見えるのでしょう。


40代後半の今。。。
ピルグリムを聴きながら、私が思うコトは。

「なりたい自分がいるならば、明日じゃなく、今日ならないと。
 明日が来るかどうかは、分からないんだし。」
という感覚。

その割には、失敗ばかりで上手くいかない自分。
なりたくない人間像に、なってしまってる現実の自分がいる。。。

と。
気付いたなら修正するのもまた、今日のうちに。。。

で。
「失敗続きだけど、これもまた、私の運命。
 愛しい人生。」
という実感。

でも。
もう一回チャレンジをしようかという意欲。。。

あえなく撃沈したり。
でもたまに、ご褒美もきたり。。。

こうやって。
ぐるぐると、堂々巡りを繰り返す。。。
まさに、人生は、巡礼の旅か???


ピルグリム

幾千の花びらが 風に舞い踊り 桃色の蝶のように 道を横切ってく
いつか見てたもの 戻ってはこない時
何げない言葉を ささやいたら 君は手をのばし この手をにぎりしめた

めぐりめぐってまた 君と出会った 季節が僕をつかまえる
前を向いてごらんよ 信じてごらんよ 未来はいつも変わろうとしてる

憶えてないこと それはもうたくさんある そんなこと思い 空を眺めてたらくしゃみ 
すぎ去って行ったもの それだけが運命
ほんのささいな言葉をはきだしたら 君はなにも言わず うつむいて涙こぼした

めぐりめぐってまた 君が消えた 景色が僕をとりかこむ
目をこらしてごらんよ やきつけてごらんよ あふれる言葉の行く先を

愛といえど 時にはひ弱いもの それを守れるのは やっぱり愛情なのか

めぐりめぐってまた君と出会った 季節が僕を包み込む
思い浮かべてごらんよ 素晴らしい日々を ぜったい毀したくないものを 


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コメント

うぅぅ~~(T_T)

なんかめちゃめちゃ共感できてしまって、
読んでるうちに涙ぐんでしまいましたよぉ~(T_T)
↑この異常な涙もろさも、老いの一種ですな♪

ありますね!40後半とゆーか50代も近くなってくると。
老いの自覚とともに、人生の終わりもなんかリアルに(^^;)

んで、何かやり残してるコトはないだろーか?とかね~。
でもそれをやるだけのパワーが果たしてあるのか?とか。
なーんか漠然と焦ってる気がしますぅ~(^^;)

No title

桜は何と行っても日本の代表ですよね!昼間の華やかな表情が、夜になると妖艶だったり、色んな美しさを感じます。そして、やはりその命のはかなさが、人に色々考えさせるのだと思います。

稲葉さんの書く文章はストレートではないので、私は感覚的に分かった気でいることが少なくありません。でも、こぶりんぼさんの丁寧な解釈を読んでいると、なるほど!と思います。言葉を愛し、繊細に表現する稲葉さん、同じく言葉を愛し、その意味を丹念にすくいあげるこぶりんぼさん、どちらも素敵です(*^^*)

私も数年前にB'z活動を始めた時から、今が一番やれる!意識でいます。母が元気でいるために、遠慮し過ぎはやめました☆

でも、こぶりんぼさんのように、そうありたい自分に向かっての努力も、忘れないでいたいと思います☆



おはようございます☆

なるほど~『想いの巡礼』は確かに死を意識しないと出てこない発想ですよね。

こぶりんぼさまのおっしゃる
『明日の自分によりよいイメージを持てない自分』を
わたくしは逆に30代後半から40代にかけてひしひしと感じたんです。
今思い返せばちょうど早期更年期障害の症状が見られ始めた頃で
自分の身体の変化が大きく影響していたのかな、と(^^;
やはり、自分の身に違和感を感じることで『今と同じ日は戻らない』と
気付かされるのかもしれませんね。

もしかしたらむしろ40代の折り返し地点を超えた今の方が
「夢を見る」自分に再びシフトしている状態かもしれません♪
体調の変化の原因を知り、信頼できるお医者さまと相談しながら
これから先も自分の身体と気長に付き合っていこう!と思えると
また気持ちも変化していくんじゃないでしょうか(*^^*)

『今』を大切にする気持ちと『明日』を夢見る気持ちが
バランスよく同居している・・・
そんな自分を夢見ながら今日も巡礼の旅ですわたくしも。

No title

こんばんは。
こぶりんぼさんの感覚・・・
あたしもよく感じます。
特に50代に入る前は、強烈に死を意識し、
この先の自分の人生、どうなるんだろう・・・・

そんなとき、はつらつとした人生の先輩達が
50歳から始めた!60歳から始めた!
そのことに夢中になりキラキラ輝いてらっしゃる姿に
出会ったりします。

気の持ちようかな?!
なんて自分を奮い立たせているところです。

Re: うぅぅ~~(T_T)

> 小藤様
コメント、ありがとうございます~~!

おおお~~。
小藤さんも、お仲間でしたか!
迫りくる焦り。。

そして、むやみと涙もろいのも、一緒!
たぶん、涙腺の筋肉のが、弛んでるだけのようんな気もしますが。。。

また、今の時期を過ぎると、違った感覚が訪れるのでしょうかね。
一日一日が、もっともっと、愛おしくなるような気もしますね。
「老い」に関しては、私たち辺りが初心者、って感じなのでしょうかね。。。
何年後かには、『老いた自分』に慣れてくるんでしょうか。。

共に頑張っていきましょうね♪♪

Re: No title

> ひろみ様
コメント、ARIGATOです~~♪♪

私の『感想文』。。。、独断や勘違いなども多くあると思いますi-229
こうして、読んでいただくというのが、恥ずかしいような、おこがましいような、なんとも言えない感覚なのですが。。

でも。
「この曲について書こう」
と決めると、思いが深まるというか。。。

言葉にして初めて、自分の漠然とした印象が、形になる感じがします。
モヤモヤとしていたイメージが、
「あ。私って、この歌をこう捉えていたのかッ!」
と、自分でやっとわかる、って感じです。

文章を書くっていうのは、そういう良さがあるなあ~、と、ブログを書くようになって分かりました。

そしてそれを読んで、こうして感想を寄せて下さるひろみさんの言葉が、ますますその曲への愛情を深めてくれる気がします♡
ピルグリム、宝物の一曲ですね!
☆心から、ARIGATO☆

Re: おはようございます☆

> あすも様
コメント、ありがとうございます~~♪♪

そうですかi-190
あすもさんは、ひと足早く、そのような人生観を、意識されたのですね~。
早期更年期、すごく大変だったのでしょうね。
きっと、考えなくてもイイことまでぐるぐると考えてしまうような、辛い日々でらしたことでしょう。
かわいそうに~~i-241

でも、そこを乗り越え、今また、夢を見ながらぐいぐい歩いているんですね~ッ!?
あすもさんのお話を聞き、すごく勇気づけられました。
私もきっと、今のこの時期を越えたら、また違うステージに立てるのだと。。。

人生には、色々なステージがあるし、日によっても、見える景色は違ってたりもしますよね。
私も、妙に前向きな日もあり、やたら後ろ向きの日もありで、ホント、もしやこれが更年期かな。

早期更年期乗り越え、今まさに、「青春?」って言うくらい、楽しそうに充実していらっしゃるあすもさんのお姿は、私にとっては、憧れであり、励みであり、目標です♡
ステキな毎日を見せていただき、ホントに感謝なんです~~~♡

Re: No title

> 藍花様
藍花さん、コメントありがとうです~~♪

藍花さんも、やはり、50歳の前あたりで、同じ感覚になったのですねッ!?
心強いです!
「老い」という言葉が、初めて自分にしっくりきてしまった、というショックゆえ、かもしれないです。
40前半までは、「もう若くはないな。」とは思ってましたが、「老いたな。」とまでは、思ってなかったものですから。。。

でも、藍花さんは50を迎え、気持ちの切り替えが徐々にできていらっしゃるご様子。。。
すごく素晴らしいと思います!

私にとっては、藍花さんも「ステキな50歳」の姿を見せて下さる、憧れの女性の1人です。
穏やかで、優しく、感謝の気持ちを忘れない生き方。。。
私も頑張ります!!

おおおおお とても衝撃的な記事でした。
私は、こぶりんぼさんが書いていた、
「今は、出産や育児で忙しいからできないけれど。
 あと何年かたったら、こんなことしてみたい。」
「今は無理だけど、きっといつか、こんな生き方しよう!」
と、まさにそんな状態ですΣ(゚Д゚)

これから自分の立ち位置や見方が変わったりすることを想像もしていませんでした。
なんていうか、もっとずっとずっと先のおばあちゃんになってからかな・・なんて思っていました。

まだまだ環境がめまぐるしく変化していくと思いますが、いろんなことを忙しさのせいにしたくないな、と思います。

ピルグリム、聞いてみます♪

Re: タイトルなし

> syouyu様
コメントありがとうです~~♪

感覚って言うのも、人それぞれなので、syouyuさんが私と同じ感じになるのかどうかは分かりませんが。。。
ただ、出産や育児でお忙しい『今』という瞬間が、きっと、本当は、まだまだ若くて美しい、もっとも輝く瞬間なのだと思いますよ!!
他人と比べて、ではなくて、自分の人生的に考えると、すごく充実してるし、一番きれいな時期かと思います。。。

そのような最高に美しい時期を、自分のコトは振り捨てて、我が子に全てを捧げちゃう。
それが、女というものの、最高にステキな部分かな、と思います。

syouyuさんが今、必死に髪振り乱して(るかどうか分かりませんがi-229)育児に翻弄されてる姿。
それが、本当に尊くてステキなんですよ~~♪
息子さんばかりじゃなくて、たまにはそんなご自分のコトもビデオにとってあげて下さいね。
50になる頃、
「あらやだ、息子以上に、アタシがかわいいんじゃない♡?」
って、心の底でひそかに感動すると思いますよ♡♡
Secret

プロフィール

こぶりんぼ

Author:こぶりんぼ
毎日毎日、B'zをBGMに4人の男の子を育てています。
育児は好きですが、家事は苦手。

よろしくお願いします☆

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