B'z「ARIGATO」に、泣く!

「ARIGATO」
という曲には、なんとなく、ず~~っと、不可解な部分があったのよ。



いったい、何に感謝しているのか…?

が、よくわからない…



ありがとう、と言うからには。

「君が僕を癒してくれる」
とか、
「君が応援してくれたから頑張れる」
とか、
「わかれちゃったけど、きれいな思い出を、ありがとう。」
とかね。

やっぱ、何かしら、
「君が僕に〇〇してくれた」
って発想が、必要なんじゃないでしょか。

ところがね。
この曲。
激しく孤独。



孤独な自分が、さらに孤独を求め、進み続ける…。だけ。
痛くても切なくても。
そこに誰もいなくても。


「ありがとう」は、いったい、誰に…?
     何に対して…?



そんな疑問を自分なりに解決したくて、DVDを見たり、歌詞カードを眺めたり…。
今日は、色々考えてみたよ



そしてね。
一つ感じたことがあるの


ラストの
「ありがとう ありがとう」
という所で、曲調が大きく変わるでしょ。
『歌詞世界もここで、激変するんじゃないのかな?』
ってコト。




つまり。
「ありがとう」という言葉は「君」とは直接は関係ないのでは???
  (もちろん、間接的には関係あるけど…)


そう考えるのには、曲調以外にも一つ理由があって。
ラストの、

「星は消え
 影も消える
 それでもいい」


という言葉なんよね~~~。



星が消える…。  って、夜が終わる?
影も消える…。  って、太陽も、存在しない?
夜でもない、朝や昼でもない…って、何のことか…???
それでもいいって、どういうコト?

  もしかして、『死』…???

死を迎えてもいいってコトでは…??

と、深読みをしちゃったんだけど
そう考えたら、なんとなく見えてきた気がしたのよね…


で、結局、こんな風に考えてみたよ



僕は、誰もまだ到達していない境地にたどり着きたい。
『想像を超える光や風』を、求めている。
それは、孤独で辛い道のり。

優しいキミが泣いていても、別れを告げて。
全ての辛さも寂しさも呑み込んで、ただただ、新しい光を求めて歩く、僕の人生。
今こそ、行くべき時、成長すべき時だから。


そんな日々の中で、「いつか見た空」「いつか聞いたストーリー」に出会う。
もしかして、これ?
僕の求めていたものはこれか?
…違う。懐かしいけど、これじゃない。
見たことのない空、聞いたことのないストーリーを、求めてるんだから。
ここでもなかったか…。

また、歩き始める…。



こうして、光や風を求め続けて歩き続ける僕の人生。
このまま、求めながら、人生が終わったとしたら…?
それでもいい。
それでいい。

こうして、「光を求める僕」を、与えてくれた運命に、この人生に、今、『ありがとう』を、言いたい。
夢を見させてくれた、全ての人に。
歩き続けることをさせてくれた、全ての時間に。




そんな感じの歌詞世界ではないかな~~~、というのが、今日の私の結論だ。
もちろん、自信はないけれど
でも、こう解釈すると、ちょっと、見えてくるかな、と、自分なりには思ったの。




DVDの中の未來君も、B'zに出会い、『光や風を求める、孤独な人生の扉』を開いたんだと思う。
B'zの2人は、しかし、何のアドバイスも優しさも与えることなく、扉だけ開かせて、姿を消す…。


残された未來君は、一人、孤独に進むしかない。
手取り足取り、道を教えてくれる人なんていない。
もがきながら、泣きながら、自分ひとりで進むしかないよ。


辛いからと言って、引き返すこともできない。
一度、「想像を超える風と光」を、求めて扉を開いてしまった人間は、もう、扉をあける前には戻れない。


そんな、
高みを目指す人間の、孤独と覚悟
を歌った歌ではないのか…。

求めたものを手にする前に、人生が終わるかもしれないけれど。
求めたコト自体に、意味がある。


自分の人生や、運命や、世界、出会ったすべての人々など、
「扉を開かせてくれたもの」。
   そんな全てのものたちへの感謝。


そんな歌なんじゃないのかな~~~。って、私は思う。

きっと、稲葉さんの、その時点での、全てを賭けた詩ではないかな、とも思う。


そして、あまりにシンプルな題名。
あまりに普遍的な言葉。
一見、ありふれてるように見える、でも、一番大事な言葉、「ありがとう」。

「愛した君」でもなく、「応援してくれるファン」でもなく。
こんな厳しい孤独な人生を自分に与えてくれた「運命」への、感謝では…???

40歳を迎えようとするあの時期の稲葉さんの、ありったけの思いが、詰め込まれてる歌詞なのではないかな…。


そう考えて、愛しくて愛しくて、泣きました




B'z song→







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コメント

No title

こぶりんぼさんの観察眼、凄いですね。
読んでいて、稲葉さんの歌詞に込めた思いが伝わってきました。
私はあまり好きな曲じゃなかったんです「ARIGATO」
あの「BANAI」とか「野生のエナジー」とかあの辺が少し苦手な期間でして・・でもこぶりんぼさんの記事を読んでいて、「ARIGATO」を凄く聞きたくなりました。
「感謝」って対人にするだけのものじゃなくて、周囲にあるモノや環境や立場や、そう言う外的なモノにも「ありがとう」って思える事が簡単なようで実は出来ていないなって思うんです。
その環境や置かれた立場が「当たり前」過ぎて、感謝する事を忘れてしまっているなと・・。
何も親切にすること・される事が感謝の対象じゃないですよね。
本当深いです。
素敵な記事をいつもありがとうございます。
文章力が無いので上手く表現できませんが、本当に素晴らしい記事だと思いました。

遅ればせながらランキングトップ10入りおめでとうございます゚.+:。(ノ^∇^)ノ゚.+:。
こぶりんぼさんの記事の楽しさが沢山の人を惹きつけている事、とても嬉しく思います♪本当、凄いです!!!ヽ(*>∇<)ノ

Re: No title

>お弁当さん
コメント、ARIGATO☆です!
私も、お弁当さんと同じく、BANZAIや、ARIGATOに、なかなか入り込めない時期がありました!
なんとなく、それより前の「MOTEL」とか、その後の「SUPLASH!」等の他のシングルと違って、『突き抜けてない感』みたいなものを感じてました。
メロディが、というより、歌詞のせいだと感じます。
どうしてあの時期、あんな感じだったんでしょうねぇ~。
もしかしたら、何かを模索していた時期なのかもしれないですね。
稲葉さんも、親になり、息子さんの成長を目の当たりにして、何か、『今までと同じではイケナイ』という感じに、何かを探してたんでしょうか…。
よくは分かりませんが、分からないながらも、あれこれ考える時間は、人生の喜びですね☆
お弁当さんのコメントを励みにして、また、近々他の曲についても、考えてみますね♡!
ARIGATO☆
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プロフィール

こぶりんぼ

Author:こぶりんぼ
毎日毎日、B'zをBGMに4人の男の子を育てています。
育児は好きですが、家事は苦手。

よろしくお願いします☆

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